【4選】初心者のためのプログラミング言語を解説
将来的にエンジニアになることも視野にいれ、プログラミングを学びたいけど、プログラミング言語ってたくさんあって何からどう学べばいいかわかりません。初心者が最初に学ぶプログラミング言語が知りたいです。
そんなお悩みに答えます。初心者が学ぶべきおすすめのプログラミング言語を解説します。
プログラミング言語の種類
初心者が学ぶおすすめのプログラミング言語をリストアップしました。
- Python
- Java Script
- Ruby
- PHP
それぞれ簡単に説明していきます。
Python
PythonはGoogleの三大言語と言われる中の1つで、科学技術計算やAI開発などに用いられる世界的に人気の高いプログラム言語です。
特に、アプリの開発や機械学習分野で採用されています。
Pythonの特徴
Pythonの特徴としては「誰が書いてもコードが同じになる言語」を意識して作られています。
- コードが書きやすい
- 初心者でもわかりやすい文法
- 読みやすい言語
そのため、これからプログラミングを学ぶ初心者の方には特に人気で、需要のある言語です。
Pythonでできること
- アプリケーションの作成
- データ分析
- 機械学習
Pythonで作成されたアプリケーションで有名なのが、InstagramやYou Tubeだったりします。
Pythonを使用する職種
- 機械学習エンジニア
- データサイエンティスト
- データプラーングエンジニア
特に、組み込み型プログラムの開発やWebアプリ開発など、システム開発におけるあらゆる分野でPythonは対応しているので、初心者の方はまずはPythonから学ぶことをおすすめします。
Pythonのまとめ
Pythonは汎用プログラミング言語のため、特定の用途に特化していません。なので初心者の方でも理解しやすいプログラミング言語のひとつです。
Java Script
JavaScriptを初心者におすすめするプログラミング言語です。なぜならWeb制作において使用するHTMLやCSSといった言語は必須になるからです。
Web制作は、個人でブログやホームページを作成したりまた、法人のサイト作成などでも需要はかなり多種多様になります。
Java Scriptでできること
- ゲーム開発
- スマホアプリの開発
- Webサイトに動きやアニメーションをつける
- Webアプリの開発
わりと一般的にかかわりのあるものに必須だったりします。そういったことからもJava Scriptは初心者の方でも入りやすいプログラミング言語のひとつだったりします。
とはいえ、かなり奥が深いプログラミング言語になるため、使いこなせるようになるまではかなりの学習が必要だったりします。
Ruby
Rubyは日本で開発されたオブジェクト指向スクリプト言語で、SNS開発やWebサイト制作、ショッピングサイトの構築などが出来ます。
日本国内で開発されたプログラミング言語において、国際規格の「国際電気標準会議(IEC)」ではじめて認定されたプログラミング言語です。ちなみに製作者は、まつもとゆきひろ(Matz)氏です。
✅Rubyは無料のフリーソフトウェアのため、複製や変更、再配布も可能とありがたいで内容です。
オブジェクト指向スクリプト言語とは? アプリケーションソフトウェアを作成するためのプログラミング言語のことです。
コードはわりと初心者むけ
Rubyのコードはシンプルです。なので初心者の方でも書きやすく読みやすいプログラミング言語だったりします。
Rubyで出来る事
Rubyで出来る主な事として、アプリケーションやWebサービスがあります。これは「Ruby on Rails」というフレームワーク(いわゆる枠組み)がベース言語になっています。
Pythonで作成されたアプリケーションで有名なのは、「Instagram」や「You Tube」でしたが、Rubyでは「クックパッド」や「食べログ」「クラウドワークス」などがあります。
Rubyを使用して作成するショッピングサイトの場合、かなり使いやすかったりします。以下の事ができるからです。
- 単発商品販売(キャンペーン)
- 定期購読販売
- 決済機能実装パッケージ有(要:Solidus)
ショッピングサイトには欠かせない上記の内容が盛り込まれているため、非常にショッピングサイト向けと言えます。
PythonとRubyの相違点
読み書きがしやすく、どちらも同じようなことが出来たりするプログラミング言語ですが、それぞれ得意分野が違います。以下に各得意分野を記載します。
✅Ruby
ブログ、ショッピングサイト、アプリケーションなどといったフレームワークを使用して構築するWebサイト。
✅Python
機械学習、人工知能といった解析、分析、統計学などがメインになります。
Rubyの勉強方法
Rubyの勉強方法としては、わりと簡単でまずは参考書を読むことから始める事をおすすめします。基礎的なことから文法の具体的な使い方など、かなり詳しく掲載されています。
また、プログラミング学習サービスなどを利用してもいいですね。有名なところでは「ドットインストール」があります。基本動画の視聴は無料ですので、出費を抑えたい初心者の方にはおすすめです。
PHP
PHPは、世界中のWEBサイトの約80%利用されている、世界的に高いシェア率を誇るプログラミング言語です。
PHPが人気の理由
他のプログラミング言語の流れとしては、コーディング⇒一括コンパイルになりますが、PHPの場合、一括コンパイルはせずに実行時の一行ずつコンパイルを行います。そのため、コーディング後すぐに動作チェックが可能になります。⇒インタプリンタ言語
ここで、初心者の方にはわかりずらい単語がでてきたと思いますので下記を参照して下さい。
コーディングとは、プログラミング言語を使ってソースコードを作成することです。もっと簡単にいうとプログラミング作業の一部です。 コンパイルとは、簡単に言えば、人間が書いたプログラムのソースコード(行わせたい動作内容を書いたテキストファイル)の中身を、コンピューター用の言葉に翻訳すること。になります。 インタプリンタ言語とは、通訳を通して外国の人と話す感じをコンピューターに置き換えたようなんもの。プログラミング言語の命令を一つずつ,機械語に解釈しながら実行する方式。
PHPでできること
PHPでは以下のようなサイトを構築できます。
- SNSサイト
- ブログ
- 掲示板サイト
- ECサイト
- 予約システム
- グループウェアシステム
- お問い合わせフォーム
- 社内管理システム
このように、Web上の多くのサイトでほぼほぼ使用することが可能です。何か作ろうと思ったらまずはPHPを学んでみて下さい。
よくブログを作成するのに「WordPress(ワードプレス)」で作りましょう!とか、そのような情報がネットにあったりします。そのワードプレスもPHPで出来ていたりします。
PHPはシンプルかつわかりやすい
PHPはとにかくシンプルに記述ができるので、圧倒的に覚えることが少なくて済みます。特にHTMLに直接組み込めるので、ブログやホームページ作成など一般の人でも扱えたりします。
PHPのメリット:情報が多い
PHPはわりと昔からある言語のため、ネット上には膨大な情報がアップされています。サンプルのソースコードをはじめ、エラーの対処方法といった悩み事の解決にも重宝します。
WEBで何か作ろうと思う初心者の方にはかなりおすすめのプログラム言語です。まずは、PHPに関することをググってみて下さい。そこからPHPの学びが始まります。
プログラミングの学び方
プログラミングを学ぶ方法はさまざまです。以下を参考にして下さい。
- 独学(参考書購入)
- Webサービスを利用する(無料)
- 動画講座を利用(有料or無料)
- オンラインプログラミングスクールを受講
- 対面プログラミングスクールを受講
- 専門学校に入学
などなど、その人にあった学び方があります。とは言えスクール系は高額な出費は覚悟しなければなりません。
学び方については別記事で詳しく解説していきます。
まとめ
今回は初心者がはじめるプログラミング言語を解説してきました。この記事で説明しているプログラミング言語は以下の4つになります。
- Python
- Java Script
- Ruby
- PHP
それぞれ内容は異なるものの、読み書きがわりと簡単で初心者の方にはどれもおすすめのプログラミング言語です。
特にブログやホームページ作成など、Web上での趣味や仕事に活かしたいのであれば「Python」や「PHP」はおすすめですね。
どちらにしても、これからプログラミング言語を学ぶのであれば、どの学び方が自分に合っているかしっかり検討してからはじめることをおすすめします。
無駄な時間は遠回りになり、挫折してしまう危険がありますのでそうならないように、情報収集してから始めてください。