資格取得の勉強方法【7選】合格へ導く高効率勉強法とは?
資格取得のための勉強方法が分からない。
よくスキマ時間を有効活用すると良いとか聞くけど、
具体的な効率の良い勉強方法が知りたい。
そのようなお悩みに答えます。
高効率勉強方法3つのポイント
- 1.前進あるのみ
- 2.資格試験の目的は「合格」する
- 3.完璧じゃないくて良い
- 4.バランスが重要・インプットとアウトプット
1.前進あるのみ
勉強でつまづく時ってだれにでもありますよね。それって完璧主義者に多いとよく言われます。なぜなら、完璧主義者は、完璧に知識を身につけようとするため、勉強時間がいくらあっても足りないからです。
また、わからないことがあった場合、そこを深掘りしてしまうと泥沼にはまってしまいます。その場合、そこはそのままスルーしておいて先へ進んでいかないと、全体を把握できなくなります。
とにかくわからなくても一旦は先へ前進あるのみです。
2.資格試験の目的は「合格」すること
完璧主義者は、合格するために、今勉強している分野の知識を完璧に身につける「完全武装」することに注力してしまいがちです。
資格試験には、合格基準というものがあります。それは得点や得点率といったものを参照すればわかるのですが、かなずしも満点をとる必要はないという事です。
合格ライン以上の得点をとればいいので、その勉強方法を実践することが重要なんです。
3.完璧じゃないくて良い
前項で解説しましたが、完璧をもとめるとつまずいてしまう可能性があります。完璧をめざすことで、そこで考え込んでしまいなかなか先へ進めなくなってしまいます。
ここでよく考えてほしいのが、資格試験は期日が決まってます。そこに照準をあわせて計画的な勉強スケジュールを組むわけですね。
分からない問題を深掘りしている時間って、意外と長かったりします。1回のずれ込みがそのまま後に続きます。
さらに言えば、そのわからない事の問題がどれだけの点数配分になるか?です。高得点問題ならともかく、そうでなければなおさらそこはスルーですね。
4.バランスが重要・インプットとアウトプット
インプットは、本や参考書を読んだり暗記する事を言い、アウトプットは問題を解く事をいいます。
ここで言いたいことは、インプットに時間をかけすぎるとアウトプットの時間がなくなるということです。その時間配分やインプットとアウトプットのバランスを最初に考えて遂行しないと、そのバランスが崩れてしまうということです。
参考書を購入したら、最初からじっくり読む人も多いと思いますが、それを含めてどのようなバランスが必要になるか、自分なりに検討してから勉強にとりかかることをおすすめします。
資格取得の高効率勉強方法【7選】
- 1.確認事項を把握する
- 2.過去問は必須
- 3.参考書の読み方にはコツがある
- 4.問題集を3回通り解く
- 5.効率の良い「暗記」方法
- 6.動画・音声教材で効率UP
- 7.苦手箇所のリストアップ
1.確認事項の把握
以下の内容をしっかり確認して把握することが重要です。
- 出題範囲
- 科目
- 配点
- 出題数
高効率の勉強方法の1つ目としては、これから受験する資格試験の内容をしっかり頭にいれることです。なぜならそこを分かってないと、どのように勉強を進めて行くか?また、配点の高い分野は当然時間をかけて重点的に勉強する必要があるからです。
そのためには、その資格試験の出題範囲と科目を確認し、出題数も必ずチェックしておきます。
そして「配点」も当然確認したら、その分野が自分の得意分野なのか?苦手分野なのか、それによってもそこにかける時間は変動します。とは言え、配点が低い分野は力をいれなくていいの?と思いますよね。
よく言われるのが、配点が低い分野や単元は、可能性からいえば合否にそれほど影響しないと思われます。資格試験までの期間がどれくらいあるかにもかかってきますが、そこは状況によっては「捨て問題」として検討するのもありです。
そういった意味からも、出題範囲をすべて完璧にしようとはせずに、重要な分野(ここで言う高配点)に集中し、しっかりその問題をクリアすることが高効率のひとつになります。
2.過去問は必須
過去問が必須な理由は、過去問を解く事でその試験全体の傾向をつかむことができるからです。
できることなら、過去10回分くらい入手できれば理想的ですが、最低でも5回分~は欲しい所です。
それくらいないと、傾向をつかむことが難しいからです。資格試験には特有の傾向があることは承知の通りだとおもいます。
過去問を解くことでわかることは以下の通りです。
- 出題される問題の量
- 出題形式
- 難易度(個人差有)
- 時間配分など
当然ながら難しい問題やわからない問題も多数でてくると思います。ただ、一つの過去問を最後までやることでその全体像が見えてきます。
さらに数回こなしていくことで、自分の苦手分野も明確になりどこを補うかも見えてきたりします。
例えば10回分の過去問を用意できたら、古い方からやっていくことをおすすめします。なぜなら直近の試験になればなるほど、本番の試験と傾向が近いことが想定されるため、より試験日に近づいてから実施した方が頭に残ります。
3.参考書の読み方にはコツがある
勉強を始めるとき、まずは参考書やテキストを読み進めると思います。
しかし、スタートから聞きなれない用語や難しく理解に苦しむ場面は想定できます。これでは1ページ読むだけでかなりの時間を要してしまいます。
なので、はじめからすべて理解して読もうとはせずに、まずは読み流す程度でいいでしょう。
読み方には精読と多読があることはご存じの通りです。なので最初は多読でさらっと読み流し、2巡目から精読していきます。
それをくりかえすことで、最初理解に苦しんだ用語なども理解できていたりと、確実に知識が身に付いていきます。3巡、4巡と質より回数を意識して参考書を読んでいくことをおすすめします。
4.反復アウトプット
前項で参考書の読み方のコツを説明しました。参考書を読むことは知識を取得するのでインプットになります。
逆に問題を解くことはアウトプットになります。ここで説明するのは、問題集をくりかえし解きながら苦手問題を攻略するやり方です。
問題集を解く際に、はじめの1回目で解けた問題は、本番でも解けると思います。
次に、1回目で間違った問題だけを再度チャレンジします。そして1回目、2回目、両方で間違った問題だけをピックアップします。
もうおわかりだと思いますが、その問題こそがあなたの苦手問題だったりします。ここで、しっかりその問題の解説や参考書で復習します。完全にあたまに入れて再度チャレンジします。
それでも間違った問題があれば、本試験前にその問題を集中的に攻略することが効率の良い勉強方法につながります。
5.効率の良い「暗記」方法
いきなりですが暗記は重要です。
資格試験の中には、暗記する項目がいくつもあったりします。問題によっては考えて解くよりも暗記した方が効率が良い場合もりあります。
暗記の方法としては、オーソドックスなノートや単語カードへ書き出して、それを移動中などのスキマ時間に反復して暗記することです。
とは言え、ただ単に暗記すれば覚えられるか?というとそうでもなく、効率よく暗記できる方法がありますので説明致します。
方法というよりは、暗記するスパンを決める事です。その理由は脳に関係するからです。
人間の脳には「海馬」という記憶を司っている部分があります。その海馬は、脳に入ってきた情報を約1ヶ月かけて整理するので、この1ヶ月の間に反復して触れた情報が需要ポイントとして記憶されます。
なので、この1ヶ月の間に5回記憶することで効率よく記憶を定着させることに期待がもてるという話しです。記憶のスパンとしては以下の通りです。
①暗記した日⇒②暗記した翌日⇒③1週間後⇒④2週間後⇒⑤1ヶ月後
6.動画・音声教材で効率UP
ここまで説明してきたインプットの内容は、文字情報での効率をあげるやりかたでした。ここからさらに効率を上げるためには、動画や音声教材も活用することをおすすめします。なぜなら、人間はテレビや人から聞いた情報の印象は強く残ります。
今の世の中、スマホは手放せない端末になっているのが現状です。だったらこれを利用しない手はないということです。
特に通勤通学、その他のスキマ時間にスマホを使用して動画講義を受講したり、音声のみで受講したりと今の通信講座やyoutubeなでも教育系動画が配信されていますので、それを活用できます。
まとめると、自宅では参考書、テキスト、問題集など紙ベースの学習を行い、外出先では音声や動画を活用するように、そのTPOにあわせて勉強方法を変える事でかなり効率のよい勉強ができます。
7.苦手箇所のリストアップ
いままで学習してきた中には、自分の苦手箇所がかなり明確になったと思います。この苦手箇所は、その都度ノートに箇条書きにしておくことで、集中的に再度取り組みクリアできたりします。
ただ、あまり時間をかけすぎないように注意が必要です。
また、模擬試験があればトライすることで、さらに苦手問題をあぶりだすことが出来たりしますので、模擬試験には積極的にトライすることをおすすめします。
【まとめ】資格取得の勉強方法【7選】合格へ導く高効率勉強法とは?
この記事では7つの効率の良い勉強方法をご紹介してきました。もちろんその人に合ったやり方がありますので、これが全てではありません。
しかし、いままで気づいていなかった勉強方法や、この記事内に何かヒントになるものがあったのなら、それを取り入れて少しでも効率よく勉強ができるはずです。
是非、資格取得のための勉強方法に活かして「合格」を勝ち取って下さい。